こんにちはー♪
もう6月も終わりですね・・・
アジサイとユリのコントラスト
可愛すぎかッ!って感じですね笑
今日は、
【特集!vol.2-③】
発達障がいと化学物質の密接な関係
をお送り致します。
前回の記事では、
発達障がいのタイプには
様々あり、
人によって多種多様だということと、
赤ちゃんが化学物質から受ける影響は、
計り知れないほど、
危険かつ、全然知られていない
ということをお伝えしましたね。
化学物質の危険性がちゃんと解明されるまで、
どのくらいかかるのでしょう?
1960年代、レイチェル・カーソンという学者が、
著書「沈黙の春」で、
多くの世の中の化学物質が、
環境を汚染していると警鐘を鳴らしました。
しかしその頃は十分な化学的根拠を
示すことができなかったがゆえに、
誰も耳を傾けようとはしませんでした。
彼女は、農薬などに含まれる、
かの有名なDDTの危険性を指摘。
実に50年ほど経った今日、
ようやく、農薬の人体への悪影響が
明らかになったのです。
この話、実に怖いと思いませんか?
科学者は、確信がある研究内容でなければ、
断定してはならないという空気があります。
化学物質は、実態が良くわからない分、
科学的根拠を示せないことも多い。
しかしだからと言って、
また50年も待っていれば、
その頃には人体に多くの影響が出た後でしょう。
今を生きる私たちはともかく、
次世代を生きる子供たちはどうなりますか?
自分さえよければいいのでしょうか。
化学物質が人体や環境に悪影響がある
確実な証拠がないからと言って、
使い続けていいのでしょうか?
発達障がいと化学物質の関係は、
よくわかっていないのが実情です。
その原因は多数あります。
世の中に化学物質が溢れすぎていて、
どの物質がどんな悪影響を与えるのか、
判別するのが非常に困難です。
プールにコンタクトレンズを
落としてしまったら、
見つけるのは難しいのと同じです。
しかし、わかっているものもあります。
たとえばPCB(ポリ塩化ビフェニル)は、
これを食べた魚を食べたことにより、
知能の低下を招いたとか、
これを製造する工場の周りにいる子供に、
学習障害が多く見られた、など、
危険性が浮き彫りになったものもあります。
また、発達障がいの方は、
化学物質が体内に入るのが、
とても苦手です。
人工物と必要な物質との区別を
身体が上手くしてくれないからです。
健常者より、化学物質を蓄積しやすく、
敏感に反応してしまいます。
アレルギー性鼻炎やアトピーなど、
発達障がいの方に多く見られるのは、
このためだと言われています。
かのレイチェル・カーソンは、
環境問題を世界に知らせる、
先駆け的な存在でした。
私たちシナリー製品を扱う人間も、
数えきれないくらいある数万種類の
化学物質が、いかに汚染を引き起こしているか、
しっかりと伝えていくべきだと、
筆者は改めて思いました。
次回は、
【特集!vol.2-④】
発達障がいと社会
をお送り致します!(7/3の予定)
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